本番に弱い人へ“ひどい緊張”を“よい緊張感”へ替えるとっておきアイデア

『緊張する』場面、あなたは得意ですか? 苦手でできたら避けたい、という人が多いのでは。よい意味の緊張感は人の気持ちをひきしめますが、限度をこすと、一種の神経症や下痢症へつながってしまうことも。心臓のドキドキを、よい緊張感へ替えるにはどうしたらいい?

プロ選手もよく使う イメージトレーニング術

「イメトレ」という言葉、聞いたことはありませんか? プロのスポーツ選手なども練習で使う手法です。自分がうまくプレイする姿を何度も思い描く。そうすることで、イメージのような動きができる、というものです。

自分が落ち着いて本番にのぞんでいる姿、人を前にでたときのようすを、頭の中でなるべく鮮明にイメージしてみましょう。うまくいく場面を何度もシミュレーションします。それによって緊張はやわらぎ、本番に強くなります。

手軽で即効力バツグン!深呼吸するだけで、かなり落ち着けるという事実

ヨガの世界では、深い呼吸が、心を落ち着かせて体調を整えるといわれています。吸う息は、体内に新鮮な酸素をとりこみ、吐く息は、余分に入った力や余計な考えを外へはきだしてくれます。

「うまくいかなかったらどうしよう」なんて恐れで頭がいっぱいになったら、目を閉じてゆっくりと深呼吸してみましょう。おなかの底を新鮮な空気で満たしていく感じで、肺の上まで吸い込みます。その後、ゆっくりと力をぬきながら、おなかの底から空気をすっかりはきだすイメージです。何回か繰り返してみましょう。頭がすっきりリフレッシュして、体の力も抜けてきますよ!

“100年たてば、誰もいません”大きな心をもつ

緊張するときは、心の中が目の前のことでいっぱいです。そんなときこそ、あえて、もっと広い視点、遠い視点から自分を眺めてみましょう。広大な宇宙空間の中で、自分やそのまわりのできごとが、なんとちっぽけでささいなものなのか。大自然の営みの中で、人の一生、いま目の前のできごとが、どれほど重要なものでしょう?

100年たてば、人間、総入れ替えです。ちょっと失敗したからって、どうってことありません。大きな視点にたてば、誰も、何も気に留める必要すらありません。細かいことに気がいくときほど、そんな風に、見かたを一歩ひいて気持ちを大きく持ってみましょう。

“緊張する”のは自然なことと知る

もうひとつ、大切な事実。緊張するのは、あなただけではない、ということです。試験や発表、競技を行うとき、隣の人も、同じように緊張しています。新しい学校、職場に初めて向かうとき、誰もがドキドキしています。新しい環境や、何か重要な場面、人前にでるときに生まれる自然な感情なのです。

体か硬くなり、こわくなったとき、それは、誰もが体験する自然な状態なのだ、と思ってください。決して悪いことでもおかしいことでもない、ということ。そう認識するだけで、気持ちが楽になり、ほぐれてきます。

誰もができるちょっとしたテクニックで、ここぞという場面に強くなれる。本番に弱い人は、実践してみてください。

大腸菌感染症とコレラについて

これから万が一ですが、海外赴任する場合には下痢症状に注意をしてください。

赴任してから発症した場合は問題が大きいです。

下痢症状は開発途上国に赴任した大半の人たちが経験するでしょう。

「不慣れな環境」や「食事などのストレス性」が原因の下痢症状もあります。

しかし、大部分は「ウイルス」「原虫」「細菌」が原因になっている感染症です。

主なものをご紹介しておきましょう。

大腸菌感染症

海外にいった人たちが経験する下痢症状の中で一番多く見られます。

一般的には<病原性大腸菌>と呼ばれます。

主な物は次の3種類です。

毒素原性大腸菌

一番頻度が高い症状で海外で経験する下痢症状の30から40%はこの菌によるものです。

毒素を作り出します。

症状はコレラと同じ急激な水っぽい下痢があります。

腸管出血性大腸菌

日本でも大きな問題になったことがあるO-157もこの大腸菌になります。

「赤痢菌毒素」に似たベロ毒素を作り出します。

鮮血便を伴う激しい下痢症状を訴えます。

「脳症」や「溶血性尿毒症症候群」を起こす場合もあります。

重篤な症状になることもあり小児患者の場合は特に注意してあげてください。

病原性大腸菌

狭い意味での病原性大腸菌のことです。

主に開発途上国で見られます。

乳幼児患者が持続的に下痢症状を訴える場合の原因として考えられています。

コレラ

日本国内で発症する場合は輸入食品からの集団発生です。

開発途上国では最も発症頻度が高い細菌性の下痢症状です。

コレラ菌は2種類あり(1)古典的なアジア型 (2)エルトール型があります。

近年コレラが流行する場合は大部分がエルトール型で、アジア型よりは症状は軽いです。

激しい水溶性の下痢症状が見られます。

「お米のとぎ汁」と表現されることもあります。

下痢便の量は1日で10リットル以上になることもあります。

高度の脱水症状になるので注意しましょう。

脱水状態が重篤になると死に至ります。

早急に水分補給をして電解質を補給してください。

点滴または経口的な輸液をすることをお薦めします。

その他の下痢症状

<腸炎ビブリオ>は魚介類から感染する塩水を好む特殊な細菌です。

夏の暑い季節に多い食中毒の主な原因となっています。

経過は一般的に良好なのですが、当然ですが生の魚介類の摂取は避けましょう。

<カンピロバクター腸炎>は家畜の肉類から感染し、主に小児がかかりやすいです。

血便をともなうような下痢症状の約半分はこの細菌が原因になっています。

<ランブル鞭毛虫症(ジアルジア症)>はアメーバと同じ原虫の一種です。

衛生環境の悪いエリアに多く発生します。

無症状の場合もありますが、典型的な症状としては匂いがキツイ脂肪のような下痢です。

大抵は自然治癒しますが胆嚢炎を併発するケースもあります。

ウイルスが原因となっている下痢症状は先進国や発展途上国にかかわらず見られます。

その半数の患者は乳幼児です。

成人患者の場合は比較的症状が軽いです。

発展途上国の場合は医療設備が整備されていないので乳幼児の死亡例が目立ちます。

「生水を飲まないこと」や「生ものを摂取しないこと」が予防の鉄則です。

とくに衛生環境が悪い開発途上国の場合は要注意です。

統計では開発途上国の水道水の6割から8割は大腸菌陽性となっています。

国によってはミネラルウオーターでも安全とは言い切れません。

ミネラルウオーターでも煮沸をしましょう。

5分間煮沸すれば「細菌」「寄生虫」「ウイルス」は死滅します。

氷も水道水から製氷されているでしょうから避けましょう。

感染性の下痢症状を治療するには、「水分」と「電解質」の補給が基本になります。

コレラなども含めて大半の下痢症状はこれによって自然治癒するでしょう。

脱水症状が強くみられる場合は点滴をお薦めします。

症状が軽い場合はスポーツ飲料を摂取するだけで大丈夫です
下痢止めは大抵の場合は有効です。

抗生物質が必要になるのは「赤痢」など特殊な細菌や原虫感染症の場合だけです。

下痢症状が継続したり血便が出る場合や発熱が伴う場合は要注意です。

早めに判断をして医療機関を受診してください。